同人シンフォニックロックユニット、EtherとMiddleIslandの新譜。

前作
無始無終以来となる新譜。
Etherとしては
Umbalance、MiddleIslandとしては
返し刃の獅子ぶり。
Ether×MiddleIslandとしては、
2年ぶり2枚目のシングルになっており、
かな~り久しぶりの
コンピレーションCDに。
そして今回はなんと両サークルのコンポーザーである、
Ryoさん・岬さん両名による歌唱も入り、男女4人ヴォーカルという豪華な感じになっており、俄然聴く前からテンションが上がる!
両サークルのRyoさんと岬さんって、大体同じ時期から歌唱にも手を出し始めてましたよね(笑)
そしてまさかこのような4人ヴォーカルになってCDを輩出するとは・・と、今になって驚き。
トラック1
Southern Cross。
イントロからもう熱さが伝わってくるサウンドが流れ出す。
アグレッシブ気味なドラミングにメロウなギターリフ、
ネオクラ系統のぎらつくシンセサウンドにストリングス。
歌唱の先陣を切るのはEtherの桜璃嬢!!リリックも担当!!
そこから入れ替わり立ち代わり歌い手さんが歌唱し、
サビがやや勇壮さがあり、熱血系のアニソン臭さもある(笑)
やっぱ合唱っていいね!って改めて思わされる。耳が幸せ。
ギタソロはコンパクトに抑えており、ちょっと暴れて欲しかったかも(笑)
しかしラストは少々ヒートアップしてより熱くなれると。
トラック2
Desart Rose。
MidlleIslandで聴きなれたミックス音に、
冷たいピアノサウンド、アコースティックギターに弦楽。
そこからバンドサウンドが展開し多少盛り上がりをみせつつ、
叙情的で緩やかなギターソロがグッと心を掴ませる。
こちらの歌唱の先陣は岬さんが担当し、
そこからRyoさんも加わり、暫し男二人のツインヴォーカルを堪能。
その歌唱をバックにアコギが掻き鳴らされる。
女性陣も歌唱に加わると一気に壮大な様相を呈し、
切っ先鋭い弦楽サウンドが良い味を出してます!
間奏も弦楽の存在感が大きくフューチャー。
終始ロックバラードで聴き入ってしましますね~。
トラック3
業火雷鳴。
ラストトラックは紫嬢によるリリック。
歌詞カード見た瞬間に紫嬢だなとすぐ分かるリリック(笑)
最初から合唱で始まり、クリアなピアノサウンドから、
バンドサウンドが展開し、キーボードサウンドが紡がれる。
歌メロになるとピアノが適度な存在感で弾き流される。
タイトルでメタリックサウンドで間違いないと踏んでいましたが、
どうもここまではやや爽やかなロックテイストだな~、
なんて思ってたらサビで疾走メタルきたーーーー!(笑)
アタック感のあるドラミングにバスドラで攻め立てる。
ギタソロでは両サイドからの速弾きを展開していき、
やはり尺は短めだが、すぐにサビの状態で突っ走ってくるので、
余計な間を置く事なく最後まで疾走感を味わえる。
総評→★★★★★★★★★★10/10点。
無始無終と比べると、全然こちらの方が凄まじい!
ロック・バラード・メタルとどれも良曲でした。
勿論EtherはEtherで、MiddleIslandはMiddleIslandの味を出し、
両サークルが好きなら一度で二度美味しいのは間違いなし!
こうなったらコンピアルバムの輩出とか期待しちゃいたい(笑)
どうやら秋のM3でEtherのアルバムが出るようなので、
これはまた非常に楽しみでありますな~。
つか、Etherにしてはリリースペース最近速い←嬉しい・関連記事
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