ヴィジュアル系メタルバンド、Dの新譜。
ヴィジュメタシーンを牽引するDのメジャー7thシングル。
前作
7th Rose以来となる新譜。
メジャーデビューしてかなり久しいDですが、
殆どセルアウトせず、今でも大いに期待できる良心的なバンド。
多少
ヴァンパイアメタルからはズレてきてるかもですが、
強烈で何処かキャッチーであり独自の世界観を構築する根幹の軸からはぶれてないので、
初期からのファンも、ある程度今のDに納得してるんではないでしょうか。
中期までの粘りつくようなAsagiの歌唱も好きでしたが、
今の爽やかさを得た歌唱も充分に魅力的すぎますな!!
トラック1
赤き羊による晩餐会。
Asagiのウィスパーボイスが色気を纏いますなぁ~(ぇ
そのウィスパーボイスのバックでは比較的静かに進行しながら、
ギターを唸らせ、テンポアップしPHなどを絡めてアタック感のある攻めに!
ツインギター陣の重量感のある切り込みの中、
突如クワイアが飛び出し荘厳さやオペラティックさがにじみ出る。
そして相変わらず高音キーの美しさは流石のAsagi!!
ギタソロは速弾きよりかはメロウにミドルテンポで紡ぎながら、
クワイアがそれを盛り上げる。 シンセも壮大さを見事に演出。
トラック2
ひび割れた柘榴石。
シンセによる弦楽っぽい音から、バンドサウンドが展開。
ギターはクリーンな粒を爪弾かせながら、ベースの重低音が際立つ!
そしてサビではAsagiのミックスボイスなどが映える。
ギタソロでは緩やかで叙情的なリフを紡ぎながら、
ドラムフィルインがアグレッシブになり盛り立てる!
終盤ではハープの間奏が入り、美しくも幻想的な世界観。
トラック3
黒竜。
取り敢えずタイトル見ただけで期待できちゃう(笑)
パワフルで臨場感あるドラムソロから、
へヴィさに磨きが掛かったギターリフが入る!
途中胡弓サウンドも入り、中華的な雰囲気も感じられる。
掛け声などもあり、ライブ映えしそうな一曲に仕上がってるでしょうか。
ギタソロでは音作りよいビブラートがかかったメロウなリフに。
ソロ後にはチャイナシンバルが一発叩きつけられ存在感を見せ付ける!
終盤の歌メロではギターが乖離してまたメロウなリフを聴かせてくれる。
総評→★★★★★★★★★★10/10点。
今回も期待を裏切らないD!!
しかもメジャー作品のシングル枠では、
トップクラスのクオリティーを誇示した作品かも。
いやはや毎度楽曲の良さには惚れ惚れしちゃいます><b・関連記事
D-Day by DayD-TightropeD-Genetic WorldD-風がめくる頁D-7th Rose
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Dの今回のシングルは、メジャーに移籍した後のシングル作品では、一番好きですね。黒竜も良いですけど、もう一つのc/wであるKの氷奏曲もゴシックでヘヴィな感じが強くて凄く好みですね。自分もブログで同様にレビューしていますので、もし、よろしければ除いて見て下さい。
このような辺鄙な場所までお越しになっていただけるとは(笑)
ですね~、自分もメジャー以降の作品では一番好きです。
別段今までのメジャー作品が悪いという訳ではないんですがw
Kの氷奏曲のレビュー拝見させていただきました!
これはもう聴かねば興奮がおさまりません(ぇ