―――同人音楽・エロゲメインにレビューを書き綴っていきますか~。

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DEARDROPS 感想

PCゲームメーカー、OVERDRIVE2010年作であるDEARDROPSの感想でも。

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~STORY~

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菅沼翔一は若くして才能を発揮し、海外のオーケストラで将来を嘱望されたヴァイオリニスト、だった。
とある事情で、その楽団での居場所を失うまでは……。
音楽家としての道を閉ざされたと感じた翔一は、自分の愛器であるヴァイオリンをも手放し、
失意のまま帰国するものの、オーケストラ追放と楽器を勝手に手放したことで親の逆鱗に触れ、
勘当同然の身となり、行く当てもなく無為に過ごす。

そんな折、ひょんなことからライブハウスに住み込みで勤めることになった翔一は、
自分の知らなかった「世界」に触れることになる。

--------------------------

まったく違う場所で、それぞれの「生き方と音」を主張し続けてきた不器用な人間たちと出会い、
呼応することで、バラバラな人生の線は絡み合い、絆となって未来への道標となっていく。

翔一と運命の出会いを果たす仲間たちは、過去や試練を乗り越えることで、
個人として、バンドとして、どのように成長していくのか……。

「ライブハウス」という場所で新しい音楽を通じ、
新しい世界を広げ、高みを目指す青春+ロックンロールの物語。

いままでのOVERDRIVE作品のバックボーンは残しつつも、
別のベクトルからデザインした新スタイルで群像劇を描く最新作がこの「DEARDROPS」である。



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★菅沼翔一 担当ギター・ヴァイオリン

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幼少のころからヴァイオリンを学び、その才能に甘んじない努力を重ね、実力を伸ばす。
エントリーした国際ヴァイオリンコンクールで優勝し、一躍ヴァイオリン界で脚光を浴びるようになる。

その後、海外へと音楽留学し、ドイツのオーケストラに所属するも、とある事情で退団させられ、帰国。
そのため家族から勘当同然の扱いを受け、となり、行く当てもなく無為に過ごす彼に手を差し伸べたのが、
幼馴染のかなでであった。
かなでの父・貞夫が経営するライブハウスで住み込みのバイトとして新しい生活を始める翔一が、
運命に導かれるように出会ったのが今まで知らなかった「ロック」と言う音楽、「ギター」という楽器だった。

成り行きではじめた新しい音楽の道だったが、いつしか彼は仲間とともに、時には悩み、時には壁を乗り越え、
新しい高みを目指していく。
ちなみに海外生活が長かったせいか、ちょっと感性や常識が一般人とずれている。




★芳谷律穂 担当ヴォーカル

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本来は才能や努力への真摯な姿勢、そこから生まれる「魂」に心を揺さぶられる、素直で感受性の高い女性。
そのハスキーで伸びやかな歌声は、聴くもののハートを殴りつけるようなインパクトを与える。
まさに「歌姫」と呼ぶにふさわしいヴォーカルはまさしく天賦の才と努力の結晶だ。

だが彼女自身が一切の妥協を許さないスタンスを貫いていることと、壊滅的なコミュニケーション能力の低さが、
モラトリアム的な人生を送っている周囲の人間とは相容れないため、周囲からは独善的かつわがままと思われており、一部の人間からは敵視すらされているようだが、本人は自分の興味対象以外にはまったく無頓着なので、
日常にあまり支障は来たしていないようだ。

彼女の夢は世界に自分の歌を響かせること。その夢はあまりにも途方もない道のりの果てにあるのだろうが、
彼女の信念は揺ぎ無い。

いつか辿り着くその日まで、諦めはしないだろう……が、作詞の才能だけは皆無のようだ。




★大場弥生 担当ギター

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初対面の相手やライバル的認識の相手(律穂など)には高飛車、上から目線、毒舌とツンツンした態度で接するも、
その仮面の下の常識人かつヘタレ気味な性格がバレているのか、女王様キャラになりきれない不憫な子。

ただ、Rock'N'Rollとギターにかける情熱と根性は人並みはずれたものを持っており、
それは自他共に認めるところだ。彼女にとって"ギター"はすでに自分の一部であり、
その入れ込みはすでに信仰心に近いものがある。

それがたとえ他人が持っているギターであってもその扱いをおろそかにしたり、
演奏に対して妥協をすることは信仰への冒涜となり、その相手に神の代理人として制裁を下す。

またギターを愛するあまり、レアなカスタムギターなどを見ると隅々までチェックして意匠を汲み取りながら
恍惚としてしまったりする「ヘンタイ」でもある。

ロックを知ったことで常識の檻を飛び出したい……そんな彼女の明日はどっちだ?




★珠野りむ 担当ドラム

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幼少のころからプロミュージシャンの実父にドラムを遊びとして仕込まれ、血筋が現れたのか才能をメキメキと伸ばし、その結果、若くしてベテランのキャリアとテクニックを身に付けた女ドラマー。
そのトランジスタグラマーな外見からは想像もできないような演奏能力は脅威の一言。

だがプロのドラムを聞いて育ち、結果的に英才教育を施され若くして高い技術を持ってしまったがゆえに、
自分と近い世代のセッションに満足できず、情熱を持つこともなくその技術を持て余していた。
また若くして実父が家庭から去り、残された母が再婚することとなったときに、
「自分は必要とされていない」と考えるようになる。

そんな中で翔一たちと出会い、仲間と演奏することで理想の音が出ることを知った彼女はドラムへの情熱を取り戻す。ただ非常に気まぐれで人の話を聞かない、約束をすっぽかすなど周囲の人間をやきもきさせる奔放さは、
その寝癖ヘアとあいまってまさに「ネコ」だ。




★権田英嗣 担当ベース

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ライブハウス696の常連であり、この界隈のバンド関係者間ではちょっと名の知れたベーシスト。

知られているのはそのベースの腕前と、トラブルを起こしやすい気性の荒さ、
過去にいくつものバンドで揉め事を起こしては脱退していること。
最終的にはバンドに参加することをやめてしまったフシがある。

だが696に併設されているスタジオには足しげく通い、練習に性を出していることからも、
音楽へかける情熱は並々ならぬものがある。 常に一匹狼として行動していることもあり、
その素性は謎に包まれている。そのメタボなボディと風体から年齢は30前後、過去に人を殺した、
警察沙汰になったことも多数、ステージに上がれば必ずケンカが起きるなど、
いいウワサはどうやら流れていないようだ。

ロックとベースには哲学を持っており、時にはそれを語って聞かせることもあるなどシブい面もあるが、
よくよくしゃべってみるとさまざまな意味で"バカ"な面もあるようだ。




★桜井かなで 担当ヴォーカル

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「ライブハウス696」のオーナー、貞夫の娘であり翔一の幼なじみ。
帰国したものの行き場の無い翔一に声をかけ、696での住み込みのバイトを提案する。

幼い頃から翔一への恋心を抱いてはいるものの、若くして世界的な音楽家として脚光を浴びた翔一に対して
「自分には釣り合うようなものがない」というコンプレックスを持ってしまい、告白へ踏み切れないままでいる。

彼女自身はひそかに「自分の歌」を表現したいと考えている。
そしてその秘めた才能はかなり高いスペックではあるのだが、自信の無さが災いして夢へ進むことが出来ずにいる。

翔一への好意もあるのだが、基本的に困っている人を放っておけない優しい性格。
そのためか悩みを相談されたり、頼みごとをされると断ることが無い。
だがその内面には強い芯も持っており、音楽や仲間に対しての偏見などを見過ごすことができない。

その強さが、夢への原動力になることはあるのだろうか





~以下、個人的感想~

今年の作品の中でも本命の一つだったので、

プレイ前からとんでもなくテンションがあがりっぱなしでした!!

OVERDRIVEではキラ☆キラ、キラ☆キラ カーテンコール

に、続いてのバンド物だったので、特に楽曲の方に期待しまくりでした。

シナリオライターはキラ☆キラを担当した瀬戸口廉也さんではないので、

その点だけが非常に心配で不安要素だったのですが、

フルコンプした後には、その気持ちは全く持って杞憂に過ぎなかったと思わされました(笑)

キラ☆キラでは、瀬戸口さんらしく鬱になりそうなシナリオがありましたが(※特にきらら)、

DEARDROPSではキラ☆キラほどに気持ちを沈みこませるダークな内容がなく、

終始バンド関連の話題ばかりで、各ヒロインとの複雑な問題解決は無し。

本作のメインストーリーは律穂と言ってもいいでしょう。

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全4ルートの中でも一番秀逸だったと思われるルート。

主人公のことを力強く支えてくれる律穂。

メジャーシーンに強くこだわる中、主人公をドイツへと送り出す決心。

ここらへんの深層心理は個人的に好きでした。

バンド、音楽を通して人と繋がる・・・

そんな言葉が相応しかったようなシナリオだったかと。

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そしてもう一つのメインストーリーかなでルート

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これと言って大きな物はないが、ちょっと陰惨とした描写がちらほらと。

果てはナイフでぶっ刺されても演奏しちゃう主人公。

自分を生んでくれた今は亡き母親の代わりに歌うことを決意するかなで。

そんな中で大物アーティストからのプロデュースの誘いが舞い込むが、

DEARDROPSとの勝負に勝たなければいけないということになる。

一時難聴に陥るも、主人公が奏でるヴァイオリンの調べは聴こえ、

デュオになるのかと思いきや、結局ソロでいくことを決断!

幼馴染でシャイガールなかなでは可愛い!!(笑)

キャラ的には一番好きかな~、弥生も結構良いキャラしてますが。

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残る弥生・りむルートは余興レベルで、

メインと思われる上記2ルートに比べると短いシナリオになっている。

弥生は大切なギターを破壊してしまい、長きに渡る修理期間を経て、

改めて自分の手元に愛用のギターを取り戻すことになるが、

運が悪いことに今度はギターをパクられてしまう羽目に・・・。

流石にこの不運の連続には上条さんも閉口してしまいかねない(ぇ

りむルートは主人公に行為を寄せていたりむだが、

バンド内恋愛禁止事項なるものの為に、一時バンドを脱退してしまう。

しかしかなでらの計らいで何とか関係修復に。

これまた特に心に残る事のないシナリオに(苦笑)

プレイするまではりむの容姿見て「こぢんまりして可愛いな~」とかほざいてましたが、

いざプレイすると言動に「うんこ」などという汚物発言を連発^^;


さてさて全体的には悪くないと思います。

楽曲の良さ、ライブシーンの演出がやはり素晴らしい。

取り合えずアルバムが楽しみです。ライブしてほしいなぁ~。

律穂ルートでの感想でも言いましたが、

バンド、音楽を通しての人との繋がりを堪能し、

やっぱロックはいいな!と思わされました。

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    「「「「「レッツ! ロックンロール!!」」」」」



★おまけ
キラ☆キラのヒロインであるきらりと、
カーテンコールの主人公誉田宗太が友情出演?(笑)
律穂ルート終盤にちょこっと出ておりました。

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・ErogameScape-エロゲー批評空間-での評価
http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/game.php?game=12830
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