PCゲームメーカー、BLACK CYCの新作である、
ク・リトル・リトル 〜魔女の使役る、蟲神の触手〜の感想でも。

『アオゾラ』と『ヨゾラ』
このゲームは『アオゾラ』と『ヨゾラ』という大まかに分けて二つのルートに分岐します。
(ここからそれぞれ細かく各キャラのルートに分かれていきます)
この二つのルートは「どちらかが本編でどちらかがおまけ」というような関係ではなく、互いを引き立て、補完し合うための存在になります。
『アオゾラ』
アブノーマルな展開を抑えつつ、バトルメインで進みます。
アブノーマルな展開を抑えている為、グロ・凌辱といった要素が
苦手な方でも楽しめるつくりになっております。
また、『ヨゾラ』とは様々な点の見え方が異なっておりますので、
そちらも楽しめる要素となっております。
もちろん、『アオゾラ』でしか語られない内容などもございます。
『ヨゾラ』
『アオゾラ』では語られなかった、シーン・イベントCGが追加されており、一部のキャラクターの設定が変化しております。
テキストやイベントCGの変化はもちろん、立ち絵に至るまで大幅に変化します。
全体的に『アオゾラ』より、より過激な方向へ変化を遂げ、
アオゾラの言葉の端々にあったものの全てが、意味を持ち始めます。
天秤-白の錘・黒の錘-
特定の条件を満たすことで、ゲーム中に“天秤”が登場し、
“白の錘”か“黒の錘”のどちらかを選択することで、そのシーンが『アオゾラ』か『ヨゾラ』へと傾きます。
この“天秤”は単純に選択したシーンが変化するだけでなく、各ルートに入るための条件にもなっています。
―――※公式より抜粋
はい!自分の
大本命であるメーカーの最新作をコンプ。
ハードコアなのに感動出来る。大変素晴らしい路線を持つのが強味で、
シナリオ・サウンド・声優と、
三拍子揃った超大好きなメーカー様。
ちょっと
過去の話しをするならば、
シナリオ面では、
ゴア・スクリーミング・ショウの
ユカルート!!
あのルートは数多くのPCゲーした中でも、良い風に裏切られたシナリオ。
サウンド面ではやはり
電気式華憐音楽集団でしょう。
個人的には、この存在が、よりBLACK CYCが好きになった要因の一つ。
メタリックサウンドでは突き進む楽曲、シンフォニック的な楽曲。
どちらも好きですが、
Raison d'etre路線が、
一番好きですかね!圧倒的なまでの疾走感と破壊力!
それとBGMに関して、
Mine DeaD BlooDが最強です。
超難易度を誇り、
ヴァンパイア物の傑作で、
圧倒的な世界観には、時間を忘れてプレイしたもんです。
次に声優陣。 いつも豪華なメンツを揃えてきており、
北都南、風音、木村あやか、みるさんを好きになった切っ掛けのメーカーでもあったりします(`・ω・´) !
毎度の
絶叫には、耳が震えたもんです(ぇ
さてさて本作は
クトゥルー神話をモチーフにしており、
それらの専門用語などが出てきております。公式にも軽い説明ありますが。
シナリオライターは、BLACK CYC裏の代表作と名高い
夢幻廻廊を生み出した
伊東ヒロさんと、
戦場デ少女ハ心ヲサガスを手がけた
坂東真紅郎さん。
原画は
Mine DeaD BlooDなどで御馴染み、
ひなきんこと、
椎咲雛樹さんと、
金たロウさんが務めております。
主題歌は久し振りの疾走メタルソングを披露した
電気式華憐音楽集団。
夢幻廻廊ではシンフォニック系でしたが、やっとメタリックサウンド路線で喜ばしく、
デンカレの為だけに製品を買ってる人が居るとか居ないとかで・・・(笑)
上田メタヲ・和泉万夜氏両名が退社し、
今後の行方を問われる作品になった
before down daybreakは、
大コケし、今ではワゴンセールに駆り出される始末に\(^o^)/
おまけに去年の
凌辱規制問題が湧き出て、
当メーカーの色濃いハードコア路線は、本作ではどうなるのかっ!?
また、before down daybreakからの名誉挽回になるのかっ!?
そんなことを思いつつ、サクサクとプレイしていきました・・・。
オーガスト「来い、玲壱。あの日の約束、果たしてもらうぞ。」主人公はメインヒロインである
触手姫の
オーガストの触手になり、
他の触手姫とのバトルを繰り広げていく・・・。

しかしまぁ、残念なことに戦闘描写の稚拙さにはガッカリですかね。
せめてEXTRAVAGANZA並みまではやって欲しかった。
変わりに特異な攻撃手段が多くて、通にはたまらないでしょうが(笑)

毎度御馴染みである、
かっこいい悪役の男こそはいないが、
確固たる
悪役・狂人の
六車あんじぇは良かった!

特に
兎子の監禁時での、
異常なまでの言動と行動がこのブランドらしくて良かったかも。
あんじぇ「犯す。死ぬまで犯す。飽きたら埋めるが、
気が向いたら掘り起こして犯す。腐っても犯す。」
兎子「あんじぇさまあんじぇさまあんじぇさまあんじぇさま
あんじぇさまあんじぇさまあんじぇさまあんじぇさま
あんじぇさまあんじぇさまあんじぇさまあんじぇさま」などと、
ゲシュタルト崩壊を起こしそうだ(笑)
阿鼻叫喚・断末魔・・・、声優さん方、お疲れ様です><
そして
問題のグロシーンはどうなってるかと言うと、
妊娠・出産・電撃・スカトロ・ふたなり・百合・刺突・自慰・公開凌辱・胸の巨大化と乳首だらけになる胸・肛門に顔を突っ込む・肛門から口までの触手貫通・植物状態での情事・野外プレイなどなどがあり、一般人ならその単語を見ただけでドン引きすることでしょう。
首が吹っ飛んだり、スプラッタ、内臓露出などは無かったのでまだマシな類か。
メインは触手なので、
淫妖蟲好きならおkかと。
個人的にはクズコの希霊因子を奪うシーンがお気に入りかな。

BDDではそれらの要素が薄かったので、本作は非常に満足出来うる水準に。
やはりブラックサイクはこうでなくちゃ!と、改めて思わされた!

しかもヨゾラルートでは、四肢が無かったり、盲目だったりで、
不気味な背徳感が常に身に纏っていたのも、大きなアクセントだろうか。

そんな中で、ちょっとシナリオの収拾がイマイチだったかな。
もうちょい分かりやすい方が良かったですかね。
オーガストのアオゾラ2のルートではちょっと感動出来ましたが、
他のルートでは大きな感動もなく、ただ同じ内容をループさせられ、
ちょこちょこと違ったシーンやらを差し挟む展開だったので、
もっと次々と新しい展開を望んでいた自分にとっては苦痛だったかも。
BLACK CYC
★ 完 全 復 活 ★ と、まではいかないまでも、
次作に大いに期待が持てそうな作品に。
先に挙げた上田メタヲ・和泉万夜氏両名による、
ものくろめたる猫の処女作が、
今月らへんに産声をあげようとしてるので、こちらにも期待大です!!
しかも、声優のキャストが思ってたより遥かにビッグネームでしたよ(笑)
さてさて、公式のアンケートに答案をして壁紙をゲットしつつ、
デンカレのエンディングをループさせ、歌詞を咀嚼する作業に移ろうかな。
frill・BISHOPの新作もコンプしちゃったので、
今月下旬に発売される
暁の護衛〜罪深き終末論〜を予約してるので、、
ダチから借りて1年ぐらい積んでた
暁の護衛及び、
暁の護衛〜プリンシパルたちの休日〜の攻略に精を出そうかと。
OVERDRIVEの新作も出るし、今月も楽しみ。
来月はかぐやとFLATの新作も出るので、金がきついっ!!
・エロゲー批評空間での評価
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