同人ゴシック/シンフォニック/ロック、六弦アリスの新譜。

春のM3も出したばかりなのにもう新譜だ。
まだ秋のM3出展は定かではないようだが、
次は冬コミに出展すると予想してみる(笑)
本作は8th。前作では独裁者ノススメがアリス史上最も激しかったと
言っても過言ではなかったので、今作にも非常に期待してました。
トラック1
新興宗教。
約1分のインスト。
六弦アリスの世界観出しまくりでスタート!!
トラック2
万華教。
インストから自然な流れで繋いでますね。
なんとも
独特なサウンドだ・・・。
宗教と聞くだけうさんくささ全開だが、怪しいメロ、聴きやすいサビ。
そしてお馴染みのかっこいい
ディストーションギター!!アンナ嬢の声にも勿論エフェクトがかかっている。
ストリングスなどでシンフォニック感もある。
リフもよく、ある程度疾走するナンバーではの物。
トラック3
ヴァルハラの騎行。
やたら
存在感があるバックコーラス(笑)
ピアノと歌とコーラスだけかと思いきや、薄めのバンドサウンド展開に。
ストリングス・シンセ・ベースなどが主に目立ちますねー。
ギターもごりごりと中盤以降に存在感を示す。
歌詞で
「皆は一人のために~ 一人は皆のために~」があって、
アーチエネミーのネメシスを思い出したのは俺だけじゃないはず!
トラック4
白と黒。
前面に押し出してるギターサウンド。良い歪みだなぁ~。
ドラムもそこそこ攻撃的になってるのグッド。
速弾きギターソロ&バックの
透明感あるシンセもいいです。
ラストには
バスドラが入り、気持ち良い仕上がりだっ!
トラック5
先天性ドルチェ。
クリーンギター、アクロバティックなスネア回打。
そして六弦でアリガチなメロに移行。
叙情的なソロ、進めば進むほど切ないな・・・。
トラック6
本能。
サイバー系ロックサウンドを発信。
そして
ラップまでもが飛び出すなど、ミクスチャ-だなぁ~。
V系のみならず、同人までにもそういう波がくるのか!!??
そして思わず拳を突き上げて「おい!おい!」と言いたくなる、
デスヴォイスなどもあるが、特にドスは効いていない。
トラック7
純心セイレーン。
クリアなアコギで始まり、歌いだしの
「君の声」が「ちみの声」に聞こえてしまう(笑)美しい旋律ながらもやや激しさを放つ疾走曲。
この曲が一番好きかな。キャッチーで洗麗なイメージもあるし、
何より
重低音・ストリングスなどが効いてて素晴らしい。
トラック8
偽善の調べ。
読経のようなものが1分半延々と読まれる。
バックはまったりとしたロックテイストなので、
かなり異色だ!(笑)トラック9
浅い眠り。
全体的に優しい歌に聴こえますね。
ミドルテンポなバラードでアンナ嬢の歌声に暫し心酔。
そこから軽めの
ギタソロ→笛のサウンド、ドラムロールで盛り上がる。
トラック10
犠牲者たちの夜。
僅か数秒の
アクロバティックなドラムソロで開幕。
かっこいいアリス疾走曲だが、若干リフがいつもと違うような。
シンセも神秘的かつ煌びやか。淡いというイメージも。
トラック11
愛の賛歌。
約1分のインスト曲。
何となくメルヘンかかったような感じ。
アコースティックが主旋律ですね。
トラック12
ワルキューレの詩。
主旋律はベース&シンセ。アンナ嬢の声はトーン低め。
途中アコギソロからいつも通りの音をしたギターが参加。
以降はベースがラインを作り上げ、ロックに仕上がってます。
六弦アリス 新興宗教 万華教 ページ気になったらこちらでクロスフェード聴いてみましょー!
総評→★★★★★★★★★☆9/10点。
Asriel8thのフルアルバムに比べると、
インスト3曲近くあるのでかなり短く感じる。
だが、コンセプトらしい圧倒的な世界観を堪能。
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