メタルユニット、電気式華憐音楽集団のアルバム。
BLACK BOX以来となる2枚目のベストアルバムになっており、
そのBLACKに収録しきれなかった曲に、更に
新曲を加え、
もう一枚にはメタラーには嬉しい
バンドアレンジになっている!!
ラインナップを見る限りではやはりPCゲームメーカーの
BLACK CYCに提供している楽曲が目に付きますでしょうか。
個人的にはちょうどこの
Elder things以降が主題歌としてるBLACK CYC作品は
オワコンと化し、
プレイはしたものの、思い入れはかな~り薄い作品ばかりに(笑)
とは言え曲自体は凄く好きで気に入ってる物ばかりなんですけどね。思い入れ補正薄し!!
ちなみに
後日ばら売りされるらしんですが、
余程のことがない限りこのBOX版を買った方がお得かと。
前回のベストのように3枚目のCDはないけど、ファンなら黙ってBOX版を買うべきでしょう。
それと
デンカレ10年記念ということでイベントが用意されており、
中でも
横浜のワンマンライブは非常に興味がそそられる。
公式ではこの一回しかしないというだけに、非常にレアなライブになること間違いないでしょう!
出来ればDVD化して映像として後生大事にしたい・・・ゴクリ。
・電気式音楽集II

1)Elder things
2)expiate sin
3)Melancholic Rhythm
4)天使の褥
5)Erode
6)Endless ripples
7)機械人形
8)I pray
9)Nekuraholic
10)Loveholic
11)W.M.S.
・re:charge

1)white wedding
2)Sudden Death R99
3)斬撃よ! 唸れ! 咆吼の如く!
4)B.M.S.
5)erase
6)イノ血ノミズ
7)CHAIN
8)夢幻の睡り
9)Distorted pain
10)時果つる夢
総評→★★★★★★★★★★10/10点。まず開封して聴き始めたのは
re:chargeのアルバムの方からで、
一体どれだけ圧倒的なバンドサウンドになっているのか楽しみでしょうがなかった!
まず一曲目からすぐに
重厚さが伝わってくると共に、
華憐様のお声もくっきりと拝聴出来る仕様に。
Sudden Death R99では
スネアがスカスカな感じがちょいと残念ですが、
ギターの
チョーキングがより怪しく光ってる点が良かったり。
ラストのブラストビートももっと分厚い音圧で攻めてほしかったな~。
時果つる夢はバラードの中でも特に好きな楽曲で、
よりピアノに説得力が出てて満足でした!
そんなこんなで色々と聴いてて一番ビックリしたのが
Distorted pain。
イントロからして原曲崩壊したかのようなサウンドで度胆を抜かれつつも、
しっかりとDistorted painになってて安心。 なかなかに大胆なアレンジ!!
ラストの隠しトラックも大胆なアレンジになっており、
超高速なブルータルサウンドが耳を付き、
男性のデスヴォイスらしきものもをちょこちょこと聴けたりと(笑)
全体的に細かいアレンジを施しており、聴いてて楽しかったのですが、
曲によっては賛否両論分かれるかもしれないですね~。
電気式音楽集IIは既存曲を収録してるものメインなので、
殆どは聴いたことある楽曲ばかりですが、待望のフルヴァージョンもあったりで。
その中でも
Nekuraholicはクセモノで、
最初は電波成分だだ漏れのくせして、
突如
ヘドバンチューンと化す超展開をお見舞いさせられる!
序盤だけで電波ソングと割り切ったらぶったまげること間違いないでしょうな(苦笑)
ラストはお待ちかねの
新曲W.M.S. の登場。
タイトルからしてB.M.S.のBはBlack Box、W.M.S.のWはwhite Boxの頭文字が所以なのだろうか。
曲自体はうっすらと荘厳さを醸し出し、爆風の如きバンドサウンドで駆け抜け、
強力なギターの刻み、お得意の高速のシンセワーク、チェンバロちっくな音などを展開し、
ソロ前にはピアノで静を演出し
怒涛のソロ展開が繰り出され、
カオティックさあり、メロディアス成分ありと忙しい。
メロの強さではB.M.S.に軍配が上がるが、聴き込みたくなる要素はこちらが強いかな。
BLACK BOXと並びこちらのwhite boxも
家宝級でした(ぇ
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