同人ゴシック、Clesheの新譜。

前作
Noir Chocola以来の新譜で、
シングルとしては
煉獄庭園~last eden~ぶりとなる2枚目。
今回初めて購入してみたんですが、
購入ポイントはやはり
ゴスロリなジャケットで、
自分の心を揺さぶられました(笑) 音楽性は
ゴシック系かなと思い購入。
トラック1
Prelude。
1分半と短いトラックで幕を開け、
オルガンテイストのサウンドに女性ボーカルで始まり、
音の数は少なく、終始そのオルガンと歌唱をフューチャーした感じで進行していき、
静謐さやらを感じ取ることが出来るでしょうか。
トラック2
迷宮回廊~jeu sweet~。
弦楽サウンドと女性ヴォーカルで始まり、
打ち込みと瞬時に分かる質感のスネアサウンドが坦々と打ち鳴らされ、
低音・高音の弦楽を交わらせて疾走し、
アクセントとなるクリアなピアノをちょろっと入らせ改めて歌メロへ。
チェロテイストな弦楽が耳に付き、たまに優雅さを湛えたストリングスも。
サビでは多少チャイナシンバルっぽい物も打ち鳴らされ攻撃的な面もあったり。
間奏では鐘のSEっぽいものやアコーディオンの音色が顔を覗かせる。
トラック3
彼方から求む旋律。
幻想的な雰囲気を醸し出すコーラスから始まり、
何かバタついた音から歌メロに入り、
ウィスパーボイス寄りの歌唱にピチカートっぽいものや鉄琴っぽい音も。
途中からオルガンが存在感が増し、、ストリングスと共に壮大・荘厳さを滲ませる。
総評→★★★★★★★☆☆☆7/10点。
初聴という事なんで、まず聴いて思ったことは分島花音っぽいなと。
そう思える所以はチェロが結構効いてるサウンドで、
ゴシックサウンドに、西洋を思わせる荘厳さや神秘性を窺わせる。
世界観や雰囲気はガッツリと堪能出来ると言った感じで、
この作品自体は退廃的とまではいかないまでも、ちと暗めな様相。