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―――同人音楽・エロゲメインにレビューを書き綴っていきますか~。

sound sepher-Megalomachia2

坂本昌一郎氏のサークル、sound sepherの新譜。
sound sepher Megalomachia2

前作Megalomachia、東方幻奏祀典4"Excess"以来の新譜で、
本作も東方アレンジのアルバムと同日発売になった一枚!
数多くのコンポーザーを招いての本作は、
バトル曲をテーマにしているらしく、非常に熱い展開を期待させられる。
商業の方ではもうすぐ発売される11eyes -Resona Forma-の、

BGMを担当し、またもや秀逸なBGMを彩ってくれるであろうと期待しております(笑)

・収録曲等

1.「微睡みの淵より至る」
(Composed by 坂本昌一郎)
2.「常闇遍し万魔の王」


 
(Composed by 坂本昌一郎 / Gt.setzer)
3.「Encounters」  
(Composed by 濱本麻央)
4.「Burning Destiny」  
(Composed by 柳英一郎 / Gt&Bs.山田宇宙)



5.「Atrocious」  
(Composed by 矢鴇つかさ)
6.「SUPER-REFLEX」  
(Composed by 安井洋介)
7.「英雄の誓い」  
(Composed by 坂本昌一郎)
8.「Scarlet Rose」  
(Composed by 坂本昌一郎)
9.「Escape from the nightmare」  
(Composed by setzer)
10.「chaos crawler」  
(Composed by 来兎)
11.「Spreading Mystery」  
(Composed by 渡部恭久)
12.「雷暁の鎚~ミョルニル~」  
(Composed by Morrigan)



13.「Royal Command」  
(Composed by TERRA
Gt.BB(takrockers!!) and TERRA)
14.「握り拳ケン」  
(Composed by bermei.inazawa)



総評→★★★★★★★★★★10/10点。
一曲目は短いインストで開幕を飾り、
次は11eyesのバトルシーンを彷彿とさせる楽曲!
クワイア・ストリングス・チャイナシンバルちっくな打音で疾走し、
11eyes好きには激しくたまらないサウンドに。
リードギターのメロも熱くバトル物ならではのクサさを放つ!!
三曲目はオーケストレーションが効いた曲で、
壮大・ドラマティックさを掻き立て、
シンフォブラのディムボガー辺りが好きならグッときます。
四曲目はバンドサウンドが前面出ており、
開幕から慟哭のギターに、ゴリゴリのベース、
更には歌物とになっており、熱いリリックながらも叙情メロが際立つ。
シンセ・ピアノ等もスパイスになってて良いですね~。
五曲目はやや毛色が打って変わって電子音色が濃く、
打ち込みなどでビートを刻み淡々と進みながらも、
サビらしき所ではめくりめく電子音攻勢に。
六曲目は若干レトロさが窺えつつも、
かなり印象に残る質感な音作りで好きですね~。
途中プログレちっくに複雑的に絡み合う展開や、
シンセワークの良さに傾聴してしまう。
七曲目は再び坂本氏の楽曲になっており、
序盤から坂本節と言わざるをえないサウンドを撒き散らす!
へヴィなバンドサウンドで疾走し、
シンセで道を切り開きながらどんどん駆け抜けてゆく。
まるで上級・幹部クラスのボスと対峙した緊張感(笑)
八曲目も引き続き坂本氏の楽曲になっており、
エッジの効いたストリングスを舞わせながら、
アコーディオンの調べに重低音が効いたバンドサウンド、
ピアノ、ブラスサウンドまで現れるも、グルーヴ感は見事!
九曲目は電子音が濃ゆい感じで始まり、
程よく伸びるシンセや、冷たい質感のピアノなどが入る。
また、全体的に敷かれている音のウエーブが気持ちいい(笑)
十曲目は吸引力を感じさせる演出を仕掛け、
そこから始まりと言わんばかりに打ち込み音が鳴らされる。
男性低音クワイアに、女性の加工されたようなもの?っぽいのも入る。
静と動も使ってきておりアクセントに。
十一曲目は中盤までは金属音が耳につき、
それから多少壮大さを窺わせながらも神秘的な一面も。
出来ればもう一押し何か欲しかったかなと思わされたり。
十二曲目はタイトルに恥じない大仰なサウンドで始まり、
壮大さを湛えたオーケストレーション。
起伏もバッチリと有り、盛り立てるシーンは圧巻!
waveやTutti Sound辺りが好きなら文句なしでしょう。
十三曲目はここでようやくガッツリとしたギターサウンドを堪能出来、
鋭いグリッサウンドから始まり、チョーキング攻勢!
リードギターはメロディアスに駆け抜け疾走し、
一部ツインギターのハモリはノックアウトされました!!
サイドギターのバッキングもへヴィさがあり満足。
後半はエモーショナルさを出してきたと思ったら、
急激に速弾きを展開しており、息を呑んで傾聴してました(笑)
ラストトラックはノイズマジリで始まり、
ささやかなバンドサウンドで幕を開け、
タイトルから想像出来るとおり、殴打するようなSEが。
途中カオティックな展開が犇めいており、
「うん?」「え?」と言いながら聴き進めてました。
ラストトラックにして非常に独特で難解な楽曲でしたでしょうか。
総合的にバトル物をコンセプトとしたアルバムは、
やはりチープさが有る楽曲が多い気がしますが、
本作はそんなことはなく、ガッツリと満足出来る内容に。
へヴィさクサさ熱さの三拍子を見事に兼ね揃えたアルバムに!
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