ゴシックパンクバンド、ファンタズムの新譜。

本作は5pb.×ニトロプラスのコラボ作品第二弾である、
Steins;Gateのエンディングテーマソングである。

Steins;Gateと言えば、
大絶賛されているゲームですが、これは
神ゲーでしたね。
ゲーム自体の感想は置いとくとしまして、
このファンタズムは、歌い手が
榊原ゆいさんです。
同じく5pb.×ニトロプラス作品である
CAHOS;HEADで、
ファンタズムというゴシックパンクバンドを結成しており、
FESというキャラで歌ってます。


5月に発売された1stアルバムはそこそこ良かったんですが、
当時はCHAOS;HEAD未プレイの時だったから、
あまり感情移入して曲を聴けなかったんですよね・・・。
ヘヴィさやコンセプト感バリバリの楽曲だが、スピード感が欲しいなんて思ってましたよ。
反してSteins;Gateは感情移入しまくりで何度も聴きかえしました(笑)
メロディーは元より、歌詞も何度も咀嚼しましたし。
勿論主題歌である
スカイクラッドの観測者もヘビロテ。←現在進行形
トラック1
運命のファルファッラ。
真EDルート除く、エンディングテーマソング。
エンディングを重ねる毎に感傷に浸ってしまう・・・。
各エンディングシーンが走馬灯のように想起させられちまう(涙
イントロは40秒と若干長めですが、この時点で涙腺が(笑)
電波やバラードなどマルチに歌いこなすゆいにゃんですが、
この手のシリアスな楽曲に合わせた歌唱は誠に見事ですね。
シンバル・ハイハット、ドラミング、リフが特に素晴らしい。
ギタソロの流麗なソロプレイは速弾き、タッピング、泣きのギターなど
ありますが、上手く小さくまとまってるような気がしますね~。
サウンドは勿論のこと、やはり歌詞に焦点をおいて聴いてしまう。
トラック2
マスカレード ~ノア第三章列王新世紀編より~。
これはフェイリスルートのエピローグ辺りに流れてたかな。
終始ベースラインが聴こえ、ギターはヘヴィからライトに。
後半にいけばいくほど、アクロバティックなドラミングが素敵。
哀サビのゆいにゃんの歌い方が何とも切ない!
こちらもEDと共に何回も聴きかえしてしまうトラックだ。
トラック3
嘆きのアラベスク ~シングルLimitedバージョン~。
1stアルバムのラストトラックに収録されたのをシングルカット。
罪過に契約の血をなどに代表されるファンタズムであるが、
この曲はそれらの曲よりBPMが幾分速くなっている。
個人的には疾走曲好きなんで、もっとこういう曲が欲しい所なんですが(笑)
やや冷たいピアノの旋律から始まる。
ギターサウンド、リフもかっこよくキマっております。
唯一速弾きが軽いかなというのが残念。
アルバム収録のアラベスクの違いと言えば、PHが鮮明になった事ぐらいしか分からない。
総評→★★★★★★★★★★10/10点。
思い入れ補正かかりすぎですが(笑)
ゲーム未プレイの方でも、曲単体で充分良いと思えるはず。