同人ゴシック、しらゆりの会の新譜。

今年の秋のM3にて発足した新サークル。
サークル名だけ見ると、どうしても
ゆりんゆりんな事を想像してしまった自分の脳みそと思考回路は
最早重症末期なのだろうか・・・(笑)
勿論、そんな事をモチーフにしてる訳ではなく、
宮廷ゴシックのイメージが強いかな。
そしてこのサークルのメンツが
豪華絢爛なのでありますっ!
まずは
作曲者から発表したいと思います・・・、
EtherのRyo氏が担当!
まずはこれで何となくどういう曲になるかイメージしつつ、
歌い手は誰かと目を走らせる・・・
Queen of Wandの睦鬼嬢が担当!
ふむふむ、これはRyo氏の楽曲性に合致した歌い手さんですね。
そしてもう一人歌い手が居るので、そちらも見てみると・・・
( ゚д゚) >六・・・弦・・・アリス・・・?
(つд⊂)>ゴシゴシゴシ
( ゚д゚ )>アンナ嬢だとぅ!!??なんと豪華な・・・。
あの
六弦アリスのアンナ嬢まで参加してたとは。
この情報を掴んだ瞬間から発売を大いに期待してたんですが、
何故か通販で頼むのを忘れた始末(爆
いやはやこれはとんだ健忘症だ・・・AHAHA(苦笑)
トラック1
prologe。
僅か1分にも満たない一曲目。
オルガンちっくなサウンドと共にアンナ嬢が歌い、
睦鬼嬢も後で加わり、ツインボーカルを形成。
トラック2
Duel of Roses。
Ether4thのWishで出てきそうなイントロ。
これは個人的にツボった疾走ナンバー!
美しくも激しいRyo氏のサウンドに、
可憐に咲く儚い花が如き両歌い手の歌唱。
サビでのキーの高いパートをアンナ嬢、
アルトを睦鬼嬢が担当し、そのハーモニーにやられました!
トラック3
華燭の剣。
これまたイントロから前面に押し出した機械音。
ギターがデジタルっぽく聴こえ、シンセが非常に良い音を放ってますね。
サビに移るときの「ドォ~ン」という爆発感がチャイナシンバルを彷彿。
サビメロは前トラックの方が好きですが、それ以外のメロはこっちが好き。
トラック4
白薔薇幽閉。
ミドルテンポになり、ストリングスが映える。
ノイズ混じりの歌やエフェクトがかった歌が印象に。
ギターがなんか希薄なような。PHとかもっとド派手にかましてほしい(笑)
トラック5
双子の預言者。
ここまでの雰囲気から一変して、メルヘンな楽曲に。
主旋律の一翼のキーボードなどが軽快にメロを紡ぐ。
歌はロリっぽかったり、突如シリアスな歌になったりと。
トラック6
春の夜の夢~或る男爵の来訪。
舞踏のようなサウンドになりながら男性の歌唱。
これはRyoさんでしょうかね。ダンディーな歌声ですな(笑)
男女トリオボーカルの駆け引きの歌の展開が歌劇っぽいのもいいですね。
途中剣戟のSEも。想像の範疇ですがレイピアなどの細身の剣の突き合いだろうか。
トラック7
Valse de l'amour。
今度はワルツ調の優雅な機械音。
バズロール気味のスネアなども合ってますね。
ハープっぽいサウンドにも心安らぎます。
総評→★★★★★★★★☆☆8/10点。
CDの帯に書いてあったセリフで
「三人寄れば文殊の知恵」というのが有りましたが、
この三人が集まった楽曲は普通に良かった!